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中高生トレンド?! 

新しい連続テレビ小説 “なつぞら”。

中一と小3の娘たちが、声も出さずに見入っています。

戦争が小さな子どもたちにもたらした残酷を、感じているようです。

現実はもっともっと痛ましかったはず。

テレビからでもいいから、少しだけでも知り、今に感謝を。

そう願います。

 

 

続きで見ることの多いあさイチ、今日の特集は “中高生トレンド” でした。

ゲストの石田ひかりさんがSNSで感想を述べられたとの記事を読みましたが、

全く同感で、よくぞ言ってくださったと感謝の思いです。

 

 

スマートフォンは本当に便利で、私もお世話になっていますが、

持たない数十年を過ごした我々の世代と、生まれた時から存在した世代とは、

意識がちがって当然…で片づけていいものなのか、ずっとずっと疑問でした。

 

 

政府が推進しているキャッシュレス決済。

確かに便利。カバンも軽くなる。

しかしお金とポイントは全く別物。

その感覚を、キャッシュレス決済で身につけられるのかな。

 

 

スマートフォンで、隙間時間を使って答えるアンケートでアルバイト。

あれをコツコツと言ってしまっていいのかな。

 

 

詐欺の末端に中高生がいる現実。

 

(中高生がこれらに接触するすべてに、大人が介在しているのが怖い)

 

 

 

『バイトに遅刻する!』と走る。

学校・クラブ・バイト時間のやり繰りにやきもきする。

優しい・厳しい・いじわる…いろんな人と接する中で、人の奥深さを知っていく。

お金を稼ぐって、暑い寒い疲れる…でも楽しい部分もちゃんとある。

社会人一歩手前で味わっておいた方がよい事だらけだと思うのです。

 

 

だって、社会に出るとは親の庇護下ではなくなるということ。

自分でやっていくのです。

だけど、自分一人では何もできない、なせない。

様々な人と関わってこそ、生きていける。

 

一方で、スマートフォンは自己完結感がどうしたって強いように感じます。

イイネやフォローでつながるのは否定しないけれど、

ちゃんと会う。会って話す。せめて電話で話して空気を感じる、そんな経験はいらないのかな。

 

そういった経験を積んできた我々世代でも、使い方の難しい怖いスマートフォン、

子どもたちには、ちゃんと経験積んでから使ってほしいと思います。

 

おなかいっぱいで便利な世の中なのに、なぜに低い幸福度…。

大人の役割、ちゃんと果たせているのかと焦ります。