店舗の南隣に、ふとん工房があります。寝具1級技能士の資格を持つ店主の姉が、ふとんを製作する場所です。彼女は東京のふとん学校でみっちり2年間勉強した、昔ながらの綿入れふとんを作るプロです。綿を手で切り厚みを調整しながら、全身を使って綿を入れていきます。そして大きなおふとんを一気にひっくり返し、角まできっちり綿の入った柔らかいけれどシャキッとした綿ふとんに仕上げます。綿入れは全て手のみで行う作業で、一見の価値あり。ご興味のある方は、どうぞご覧になってください。
➊事前相談 おふとんの種類や枚数を、生活スタイル・家族構成等をお伺いの上、決めていきます。
➋生地選び おふとんの側生地選び。約30種類ご用意しています。
➌綿選び 掛けふとん・敷きふとん各々に適した綿があります。 扱いやすさ・ご予算等に応じて決定
①縫い上がった生地の上に、綿を一枚一枚広げていきます。綿切れしないよう、2段目からは横向きに。縦・横交互に重ね、広げます。
広げた綿の四隅を、手で扇型に切り取ります。おふとんの角を作る為です。
おふとんの角作りは、ふとん職人の力量がでる箇所の1つ。隅まできっちりきれいに綿が入るように作ります。
ツンと立ち上がった綿が大事。
一番下にある側生地をグルッとマルッとひっくり返し、積み上げてきた綿を側生地の中に入れてしまいます。その後、側生地の上から綿をたたき、中に収まった綿をパシッときれいに馴染ませます。
ふとんの四隅の綿がすっこんでいかない様、4箇所綴じます。
それから十数か所、綿をとめていきます
綿入れから綴じの仕上げまで、およそ1時間で完成します。
たくさんお話を伺って決めていきますので、1~3時間ほど時間を要します。お客様が重なると、長時間お待たせする事になってしまいますので、予約をお取り頂きますよう、お願い致します。
電話でのご予約は、072-973-2828 へ。