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マスクはコットン100%・・・おふとんはどうですか?

ここ数週間、生地を探しておられる方のご来店がとても多いです。手芸用品店などでは、軒並み売り切れになっているそうですね。うちはおふとんの手作りをしていますので、生地は持っています。こんな時ですので、マスクに使えそうな柄のもの・無地のものをカット販売することにしました。どうぞご利用下さい。

 

ところで・・・みなさんが探しておられるのは、コットン、その中でもダブルガーゼに人気が集中しています。肌ざわりがよいこと・通気性の良さ・・・そういったことが理由のようです。

これから気温が上がり、さらに湿度も高くなってくると、肌に触れるものの素材によっては不快感が大きく増してしまいます。同じコットン100%でもガーゼを選ぶ、コットンよりは麻を選ぶ・・・といった様に素材を変えてみて下さい。気持ちの良さは大きく変化しますよ。

 

そして、うちは寝具店(笑)、おふとんの事もぜひ知って頂きたいので、書きますね。

一般的に量販店で扱われている寝具、特に敷きの寝具の大半には、化繊が使われています。

コットン100%と書かれてるよ・・・という方には、品質表示タグをよくご覧頂きたいのです。

側生地:コットン100%となっていませんか? 側生地も大事ですが、要は “中わた” です。

中わたというのはおふとんの中に充填されているふわふわ成分です。クッション性や保温性を出すために欠かせないものですが、ここにコットン・ウールが使われている寝具を、ぜひ選んで頂きたい。

 

人間の体の表面からは、寝ている間も水蒸気が出ています。湿度が高くなってくると、玉のような汗を掻くので気づきやすいのですが、気温・湿度ともに快適な4月頃は、気づきにくいかもしれません。しかし出ています。手にビニール袋をかぶせると、曇ってきますね。あれは手から出ている水蒸気(汗)が結露している状態。寝ている間中、寝具の中はビニール袋の中と同じ状態になっている、ということです。

ですから、寝具が水蒸気状の汗を吸収し発散させる機能を持っている必要があります。それが自然素材なのです。

 

ストレスのない眠りとは、歪みのない寝姿勢がとれる+肌が汗や蒸れから開放される 眠りです。

寝具は中身をちゃんと確認して購入しましょう。

自然素材だけで作ったおふとん 中わたも側生地もコットンです。