· 

休校中 いかにアウトプットをさせようか

休校中の小学生 たまねぎのみじん切りをする

休校中ステイホームの過ごし方。

 

うちには中三と小五の女子がおります。朝の体操や掃除は一緒に、その後の学習は夕方までそれぞれに。小五の娘のお稽古事は習字のみなので、勉強は主に私が見ています。穏やかに終えるのは困難な作業ですが、この状況下では致し方なく・・・その努力はしております(笑)。そんな中で助けてくれるのが動画です。NHKや出版社が、授業に即した動画を配信してくれているので、それを使いながら少しずつ自宅学習を進めています。

 

今話題の9月入学になるにせよ、現行の4月入学でいくにせよ、現場にいる子ども達が最も影響を受け、戸惑うでしょう。

集団生活に戻る訳だから、ある程度の協調性を求められるだろうし、人間関係を築きながら勉強も・・・。2ヶ月以上に及ぶ休校生活との隔たりは、年度替わりのクラス替え・先生の交代などで余計に大きくなること間違いなし・・・。子ども達と先生方の助けになることを、ほんの少しでも。ステイホームと規則的な生活と、そして健康。

 

今まで会ったことのない、これから会うことのないかもしれない人達に思いをはせ行動すること。想像力をもって考え、自ら行動していくこと。これが本当のグローバリズム・・・。世界中どこでも行けて地球は狭くなったな、という距離感ではなくて。市場は地球の上に広がっている、というお金のことでもなくて・・・

 

だからこの期間に少し、衣食住の一端を子ども達に担わせようかと。昨日は次女が野菜のカットを担当。

タマネギだけは『う~』と唸りながらも、最後まで丁寧にできました。

トマトソースになりました。

何かの記事で、学習には“アウトプット”が大切と読みました。日本ではインプットが重視させる傾向が強いけれど、読んだこと・覚えたことをアウトプットしてはじめて自分のもの・学びになるのだと。なるほど・・・知らんかった・・・。

 

早速次女に試す。

『ゆでた小松菜を1/4にカットします。包丁は何回入れるでしょう?』『4回』『ブー』『・・・・・・・・・あ、3回や!』

こうやって生活に紛れ込ませて算数問題を出すと、ちょっと目先が変わっていいかな、と。ちょくちょくやってみようと思います。アウトプット、です。