![春の店先](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=883x10000:format=jpg/path/sc680ff9d075d97f6/image/i8b2cb284582c78b1/version/1711100362/%E6%98%A5%E3%81%AE%E5%BA%97%E5%85%88.jpg)
3月も下旬にさしかかり、就職や進学でひとり暮らしを始めるご家族の為、忙しく準備中の方も多いのではないでしょうか。
新しい門出ですね、おめでとうございます。
今日は、この時期ならでは、ひとり暮らしの寝具準備でご注意いただきたいなぁと思う点を、専門店目線でお伝えしたいと思います。
ポイントは2点。
➊湿気対策
お部屋にもよりますが、心配なのが“カビ”です。
ワンルームマンションでは、ワンフロアにキッチン・バスルームがあるので、湿度は上がりがち。
床敷きのおふとんにしろ、ベッドに置くマットレスにしろ、裏面のカビが心配です。
そんな時は、除湿シートの出番です。
![ふとん・マットレスの底に敷いて使う除湿シート](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=880x10000:format=jpg/path/sc680ff9d075d97f6/image/i2613576cd0e97988/version/1711102467/%E3%81%B5%E3%81%A8%E3%82%93-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%BA%95%E3%81%AB%E6%95%B7%E3%81%84%E3%81%A6%E4%BD%BF%E3%81%86%E9%99%A4%E6%B9%BF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88.jpg)
これを底に敷いておけば、湿気をぐんぐん吸ってカビを防止してくれます。
丸いブルーがピンクに変わったら、干してくださいのサイン。このシートを天日干しします。
湿気が飛べばまたブルーに戻りますので、再びおふとんやマットレスの底へ敷いてください。
おふとんを干す手間に比べると格段に楽です。
➋お部屋の設備を確認してからアイテムを決めましょう
近頃の気候では、大抵の地域で夏はエアコンを使うことになるでしょうから、ご自宅で使われていたものと同じアイテムがあればよいでしょう。
気をつけたいのが、冬。
季節性の光熱費は、夏より冬の方がかかりがちですから、睡眠時間は消す生活をするなら、寝具はそれなりにしっかり暖かいものが必要です。
最近私がお聞きしたのが、床暖房のこと。寒さの厳しいところでひとり暮らしをされており、暖房は床暖房のみ。
これがかなり効果的で寒くないので、冬の間も麻100%のシーツを敷いていると伺ったのです。
もちろんこれも、お部屋の設備・住む方の体質によるものなので、ほんの一例としての話です。
これはひとり暮らしに限ったことではなく、必ずお伝えしていることですが、【暑すぎる寝具もわりとしんどい】のです。
ものすごく暖かいものを1枚よりは、中程度・軽度の暖かさのものを2枚持たれることをおすすめしています。
その2枚を組み合わせてMAXの暖かさを作れる様にしておくと、3通りに使えて重宝されると思います。
![このまま使ってお家洗いのできる、ウールわたのケット](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=920x10000:format=jpg/path/sc680ff9d075d97f6/image/i98b7c6faddeb3f7a/version/1711102128/%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%BE%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E5%AE%B6%E6%B4%97%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E3%82%A6%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88.jpg)
たとえば、当店の定番ウールケット。こういう2段階のアイテムを持つと重宝されると思います。
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