新生活準備中の方に 寝具を揃える際はご注意を

春の店先

3月も下旬にさしかかり、就職や進学でひとり暮らしを始めるご家族の為、忙しく準備中の方も多いのではないでしょうか。

新しい門出ですね、おめでとうございます。

 

今日は、この時期ならでは、ひとり暮らしの寝具準備でご注意いただきたいなぁと思う点を、専門店目線でお伝えしたいと思います。

 

ポイントは2点。

➊湿気対策

 お部屋にもよりますが、心配なのが“カビ”です。

 ワンルームマンションでは、ワンフロアにキッチン・バスルームがあるので、湿度は上がりがち。

 床敷きのおふとんにしろ、ベッドに置くマットレスにしろ、裏面のカビが心配です。 

 そんな時は、除湿シートの出番です。

ふとん・マットレスの底に敷いて使う除湿シート

これを底に敷いておけば、湿気をぐんぐん吸ってカビを防止してくれます。

丸いブルーがピンクに変わったら、干してくださいのサイン。このシートを天日干しします。

湿気が飛べばまたブルーに戻りますので、再びおふとんやマットレスの底へ敷いてください。

おふとんを干す手間に比べると格段に楽です。

 

➋お部屋の設備を確認してからアイテムを決めましょう

近頃の気候では、大抵の地域で夏はエアコンを使うことになるでしょうから、ご自宅で使われていたものと同じアイテムがあればよいでしょう。

気をつけたいのが、冬。

季節性の光熱費は、夏より冬の方がかかりがちですから、睡眠時間は消す生活をするなら、寝具はそれなりにしっかり暖かいものが必要です。

最近私がお聞きしたのが、床暖房のこと。寒さの厳しいところでひとり暮らしをされており、暖房は床暖房のみ。

これがかなり効果的で寒くないので、冬の間も麻100%のシーツを敷いていると伺ったのです。

もちろんこれも、お部屋の設備・住む方の体質によるものなので、ほんの一例としての話です。

 

これはひとり暮らしに限ったことではなく、必ずお伝えしていることですが、【暑すぎる寝具もわりとしんどい】のです。

ものすごく暖かいものを1枚よりは、中程度・軽度の暖かさのものを2枚持たれることをおすすめしています。

その2枚を組み合わせてMAXの暖かさを作れる様にしておくと、3通りに使えて重宝されると思います。

このまま使ってお家洗いのできる、ウールわたのケット

たとえば、当店の定番ウールケット。こういう2段階のアイテムを持つと重宝されると思います。